Windows サンドボックスの英語UIを日本語に戻す

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久しぶりにWindows サンドボックスを起動すると、英語版のWindows 11が仮想化環境内に現れた。

Windows 10時代はホストOSの言語設定を反映していたように記憶しているが、Windows 11 ビルド22509以降は仮想化環境の再起動サポートが加わり、イメージファイルの構成が曖昧になったのだろうか。だが、確認すると「ja-JP」と日本語が既定ロケールで、表示言語も「日本語」がインストール済みだ。

不審なアプリの動作検証を目的とするWindowsサンドボックスの役割を踏まえれば、英語UIでも問題ないだろう。だが、アプリの確認に日本語UIが必要な場合、以下の手順で一時的に利用できる。


Set-WinUserLanguageList -Force ja-JP

今回Windows PowerShellのみで操作したかったのものの、logoff.exeやshutdown.exe、Restart-ComputerコマンドレットはWindows サンドボックスが終了してしまうので使えなかった。Windows サンドボックス内のWindows 11を再起動するには、スタートメニューからの操作が今のところ確実である。

ご承知のとおりWindowsサンドボックスは動作中の変更をすべて破棄するため、上記操作をその都度実行しなければならない。Windowsサンドボックスの起動・再起動時間を踏まえると、Hyper-Vで実験用環境を構築した方が良さそうだ。

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Tanaka: