「オンラインミーティングが始まる時間なのに参加方法がわからない」などと、会議の直前に慌ててしまったことはないでしょうか? 特に、取引先との会議などの場合、遅れて迷惑をかけないよう、事前に参加方法を確認しておく必要があります。

Microsoft Teams(以下、Teams)の場合、会議への参加方法は1種類ではありません。本記事では、Teamsで会議に参加する5つの方法を紹介します。仕事でTeamsを使う機会がある方は、使い方をきちんと把握しておきましょう。

    Teams会議への参加方法を紹介する記事です

Teams会議への参加方法

Teams会議への参加方法の概要を説明します。

アプリまたはWebブラウザから参加可能

Teams会議には、アプリで参加する方法とWebブラウザから参加する方法があります。アプリをインストールしていない人は、Webブラウザからアクセスしましょう。また、どうしてもアプリやWebブラウザにアクセスできない状況なら、電話から参加する方法もあります。

Teams会議への参加方法は5種類

アプリやWebブラウザからTeamsにアクセスしても、どこから会議に参加すればいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。Teams会議には5種類の参加方法があります。

  • リンクで参加
  • 予定表から参加
  • チャネルに参加
  • チャットから参加
  • 電話で参加

状況にあわせて、適切な参加方法を選びましょう。

Teamsアカウントがなくてもゲストとして参加可能

Teams会議には、Teamsアカウントを保有していなくても参加できます。ただし主催者がゲストの参加を承認していない会議など、一部の会議ではゲストユーザーが参加できません。

ゲストとして参加する場合は、会議へ参加依頼をして許可されれば参加可能です。ゲストとして参加しているユーザーには、(ゲスト)というラベルがつきます。

    Teams会議への参加方法概要を紹介しました

Teams会議への4つの参加方法【PC編】

PCからTeams会議に参加するには、通知やリンクから参加する方法など、4種類の方法があります。ここでは、それぞれの参加方法について見ていきましょう。

通知から参加する方法

会議の主催者から自分への会議参加依頼が送られると、TeamsのアプリまたはWeb画面に通知されます。通知があった会議に参加するなら、「承諾」を選択します。ただし、通知が届かない設定になっている場合は通知されません。

    PCでのTeams会議への4つの参加方法1

「今すぐ参加」をクリックすると、会議に参加できます。映像や背景、マイクの設定が必要な場合は、忘れずに行ってください。

    PCでのTeams会議への4つの参加方法2

PCとモバイル端末ともに通知が届く設定になっている場合、両方の端末に通知が届きますが、どちらかで参加すると通知は止まります。

リンクから参加する方法

Teamsで開催される会議に社内や同一部署以外のメンバーが含まれている時など、会議へのリンクがメールやチャットで送信されることがあります。送られてきたリンクをクリックまたはURL入力欄に貼り付け、会議にアクセスしましょう。

    PCでのTeams会議への4つの参加方法3

会議への参加を求める画面に切り替えられますので、映像や背景、マイクの設定を確認し、「今すぐ参加」をクリックすると会議へ参加できます。

チャネルから参加する方法

自分がメンバーになっているチャネルで会議が開催されている場合は、チャネルからアクセスすることで参加できます。まずはチームから、会議が開催されているチャネルを選択してください。会議中のチャネルには、一覧表示で会議中のアイコンが表示されています。

    PCでのTeams会議への4つの参加方法4

投稿の中に会議中であることを示す投稿がある場合、「参加」をクリックすると、会議への参加を求める画面に切り替わります。

    PCでのTeams会議への4つの参加方法5

映像や背景、マイクの設定を行ってから「今すぐ参加」をクリックすると、会議へ参加できます。

予定表から参加する方法

Teamsで会議が予定されている場合は、アプリ内の予定表に会議の予定が表示されます。画面左側にあるカレンダーメニューから、会議の詳細情報にアクセスしてください。ただし無料のアカウントなど、ユーザーによってはカレンダー機能を使えません。

GoogleカレンダーとTeamsの予定表をリンクさせている場合は、Googleカレンダーの予定表からも会議へアクセスできます。

    PCでのTeams会議への参加方法を紹介しました

Teams会議への5つの参加方法【モバイル編】

スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からTeams会議に参加するには、5種類の方法があります。ここでは、それぞれの参加方法について見ていきましょう。

通知から参加する方法

会議の主催者から開催中の会議への参加依頼が送信されると、Teamsのモバイルアプリに通知されます。通知された会議に参加するなら、「承諾」を選択してください。ただし、通知が届かない設定になっている場合は通知されません。

    モバイルでのTeams会議への5つの参加方法1

着信のような表示がありますので、参加するならチェックマークアイコンをタップします。参加できない状況なら、「×」をタップすると通知が切れます。

リンクから参加する方法

メールやチャットで会議へのリンクが届いたら、送られてきたリンクをクリックまたはURL入力欄に貼り付け、アクセスしましょう。

    モバイルでのTeams会議への5つの参加方法2

会議への参加を確認する画面に遷移するので、音声や映像などの設定を確認して「今すぐ参加」をタップすると、Teams会議へ参加できます。

チャネルから参加する方法

自分がメンバーになっているチャネルで会議が開催されている場合は、チャネルからTeams会議へ参加できます。まずはアプリの画面下部に表示されている「Teams」をタップして、会議が開催されているチャネルを選択してください。会議中のチャネルにはビデオカメラのようなアイコンが表示されています。

    モバイルでのTeams会議への5つの参加方法3

「会議中」の表示を探して、「参加」をタップすると、参加を確認する画面に移動します。音声や映像の設定を確認してから参加してください。

    モバイルでのTeams会議への5つの参加方法4

予定表から参加する方法

カレンダーに会議の予定が表示されている場合は、カレンダーからも会議へ参加できます。アプリの画面下にあるカレンダーメニューからカレンダーにアクセスして、該当する会議を探して参加してください。ただし無料のアカウントなど、ユーザーによってはカレンダー機能を使えません。

電話で参加する方法

Teamsのプランによっては、モバイル端末から指定の電話番号に電話することで、Teams会議に参加できます。

電話会議オプションは、Office365 E5とMicrosoft365 E5 のプランの内容に含まれています。また、Office365 E1 または E3プランには期間限定で無料追加可能です。無料期間終了後には、月ごとのサブスクリプションか1分単位の従量課金制となります。ただし日本国内の番号でも1分あたり7.61円と高額ですので長時間の会議に参加するなら注意が必要です。

電話で会議に参加するには、会議参加者が電話番号にダイヤルして PIN を入力するというダイヤルイン方式と、Microsoft Teams アプリから参加者へ電話をかけるダイヤルアウト方式の2つの方法があります。

    モバイル端末からのTeams会議への参加方法を紹介しました

Teams会議への参加方法は5つ! 状況にあう方法で参加しよう

Teams会議への参加方法は5種類あります。時間が来たら通知を確認してTeamsの会議へ参加する人が多いかもしれませんが、通知を見逃してしまった場合は、予定表やチャネルなどから会議へ参加できます。会議への参加はPCでもモバイルともに可能です。

Teams会議へは、Teamsアカウントがなくてもゲストとして参加できます。メールの通知から直接参加するほか、ゲストとしてTeamsへアクセスしてから参加してください。

予定通りにTeamsのオンラインミーティングに参加するには、複数の参加方法を覚えておくと役立ちます。状況にあわせて、時間に遅れることなく会議に参加するようにしましょう。