普段からTeamsを利用していれば、「このファイルを削除したい」と思う場面に遭遇する機会が少なくないはずです。そのような際に削除方法を知らないと思わぬ時間を食ってしまうことになります。そこで本記事では、Teamsで共有したファイルの削除方法をまとめました。

また、Teamsでファイルが削除できなかったときの対処法と削除したファイルの復元方法も一緒にご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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    Teamsで共有したファイルの削除、復元方法を解説します

Teamsでチャネルからファイルを削除する方法

まずは、Teamsでチャネルからファイルを削除する方法をご紹介します。

ファイルを1つだけ削除する

1.チャネルの上部「ファイル」からファイルタブに移動します
2.ファイル横の「…」を選択すると「削除」という項目が出てくるので、クリックします
3.「削除しますか? 」というダイアログメッセージとともに「このアイテムをサイトのゴミ箱に送信しますか? 」という確認が出てきます
4.問題なければ「削除」をクリックします

    チャネルの上部「ファイル」からファイルタブに移動します

    「削除しますか? 」というダイアログメッセージが出てきたら「削除」をクリック

ファイルを複数削除する

一度に複数のファイルを削除したい場合は、ファイル名の左側をクリックしてチェックマークを入れます。削除したいファイルにチェックマークを入れて選んだ状態にしたら上部の「削除」をクリックして削除完了です。

    削除したいファイルにチェックマークを入れて選んだ状態にしたら上部の「削除」をクリック

Teamsでチャットからファイルを削除する方法

ここでは、Teamsでチャットからファイルを削除する方法をご紹介します。チャット画面から削除する方法とファイルリストから削除する方法をみてみましょう。

    チャットからファイルを削除する方法を解説します

チャット画面からファイルを削除する

1.対象のチャットを開いて、削除したいファイルを添付したメッセージの右上「…」をクリックします
2.「削除」をクリックして完了です

    対象のチャットを開いて、削除したいファイルを添付したメッセージの右上「…」をクリックし、その後に「削除」をクリックして完了です

ファイルリストからファイルを削除する

チャネルやチャットからではなく、左側にあるナビゲーションの「ファイル」からも指定したファイルを削除することができます。

具体的な方法は以下の通りです。

1.左側のナビゲーションから「ファイル」を選択します
2.「OneDrive」をクリックした後、「Microsoft Teams チャット ファイル」をクリックしてファイルの詳細画面に移ります
3.ファイルの左側をクリックするとひとつひとつのファイルを選択できるので、削除したいファイルを選択します
4.削除したいファイルを選択したら画面上部にある「削除」をクリックします
5.「削除しますか? 」という確認画面が出たら、「削除する」をクリックして削除は完了します

間違えてファイルを選択していた場合はこのときに「キャンセル」を押して戻りましょう。

    左側のナビゲーションから「ファイル」を選択します

    「OneDrive」をクリックした後、「Microsoft Teams チャット ファイル」をクリック

    削除したいファイルを選択します

    削除したいファイルを選択したら画面上部にある「削除」をクリック

    「削除しますか? 」という確認画面が出たら、「削除する」をクリックして削除は完了

Teamsでファイルが削除できないときの対処法

ここではTeamsでファイルが削除できないときの対処法をご紹介します。

    Teamsのファイル削除に関する対処法をご紹介します

Teamsを再起動する

もしもファイルが削除できなければ、一度Teamsアプリを終了して再起動してみましょう。アプリにエラーが起きている場合はこの方法で直る可能性があります。

スマホアプリではなく、ブラウザ版などから削除する

iPhoneやAndroidからTeamsを使うときは、アプリのダウンロードが推奨されています。しかし現在は、Teamsのスマホアプリからはファイルを削除することはできない仕様になっているため注意が必要です。ブラウザ版もしくはデスクトップ版からファイルを削除するようにしてください。

Teamsで削除したファイルを復元する方法

ここでは、Teamsで削除したファイルを復元する方法をチャネルとOneDriveに分けてご紹介します。

チャネルファイルを復元する

Teamsのファイルタブから削除したファイルは、SharePoint Onlineのゴミ箱に移動します。削除後93日間は保存されているので、その間に操作するとファイルを復元することが可能です。

1.チャネルを開き、ファイルを選択します
2.画面上部の「…」をクリックすると「SharePointで開く」という項目があるので、クリックして「SharePoint Online」に移動します
3.ログイン情報を入力してログインできたら画面左側のアドレスバーにある「ごみ箱」を選択すると削除したファイルが現れます
4.ファイルを選択すると画面上部に「削除」「復元」と2種類の項目が出るので、「復元」をクリックすれば完了です

    画面上部の「…」をクリックすると「SharePointで開く」という項目があるので、クリックして「SharePoint Online」に移動します

    ログイン情報を入力してログインできたら画面左側のアドレスバーにある「ごみ箱」を選択すると削除したファイルが現れます

    ファイルを選択すると画面上部に「削除」「復元」と2種類の項目が出るので、「復元」をクリックすれば完了

OneDriveファイルを復元する

1.左側のアドレスバーから「ファイル」を開き 「OneDrive」を選びます
2.ページ の上部の 「OneDriveで開く」を選択すると、ブラウザでOneDriveが開かれます
3.OneDrive で、ページの左側にある 「ごみ箱」をクリックすると、削除したファイルが表示されます
4.復元したいものを選択し、ページの上部の「復元」を選択するとファイルを復元できます

    左側のアドレスバーから「ファイル」を開き 「OneDrive」を選びます

    OneDrive で、ページの左側にある 「ごみ箱」をクリックすると、削除したファイルが表示されます

Teamsのファイル削除方法を覚えよう

Teamsでファイルを削除するには、チャネルから削除する方法とチャットから削除する方法の2パターンがあります。

チャネルで共有したファイルは1つだけ削除する方法と複数選択して削除する方法で手順が異なります。チャットで共有したファイルはチャット画面とファイルリストの両方から削除可能です。

もしもファイルが削除できない場合は、一度Teamsアプリを再起動させましょう。また、Teamsで削除したファイルは復元が可能です。チャネルから復元する方法とOneDriveから復元する方法のふた通りがあるので、ご紹介した手順に沿って復元してみてください。